冷愛冷涙-Reiai Reirui-

でも。


謝られたところで、和解したところで、私の傷は消えることはない。


………それでも私は許してしまうんだろうな。


だって、どうせ半年以内に私は死ぬ。


でも倖さんは違う。


私が今許さないって言ったら、倖さんはこれから先の長い人生、負い目を抱えたまま生きていくことになる。


そんなの、あまりにも可哀想。


だから、上辺だけ。


「私なら大丈……」


〝大丈夫〟


そう言いかけたけど。