冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「んー、秘密。いろいろあったのよ、私たちにも」


お母さんもやっぱり女だから恋愛してきたんだね。


「なぁんてね!そういう愛こそ、ホントに好きな人いないの?」


思わぬところで話を振られた。


「いないよ。ホントに。ってか、お母さんの恋愛事情聞けるとは思わなかった。恋愛事情もケーキもご馳走さまでした!」


なかなか良い締め方をして手を合わせる。