冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「あー恥ずかしいっ」


ただでさえ暑いのに、倍以上暑くなってきた。


「……アイツらには言ってねぇの?」


冷は、悠里が〝末長く〟って言ったことに引っ掛かったんだろうな。


「言ってない。ホントは言いたいんだけどね…」


病気のこと。


「そ。俺は言った方がアイツらのためだとは思うけど。そろそろ3時だけど、何か食う?」


まるで1つの話題について話してるかのように、さらりと暗い話を流してくれた冷。


「駅前に美味しいクレープ屋さんが出来たんだって。そこ行きたい」


おかげで私もあまり暗い気分を引きずることがなかった。


こういう気遣いも冷らしくていいな…。


「その前に真ん家寄るけど、いい?」


「うん!」