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観覧車を降りた私たちは、並んで出口に向かう。
そのとき。
「愛ーーー!!」
後ろの方から、女の子の声。
振り向くと、オシャレをして可愛い悠里が走ってきていた。
その後ろからは陸が走って悠里を追いかけてる。
「悠里!陸!」
悠里も陸も、私の隣に立ってる金髪男を見ても表情を変えなかった。
「この人が前言ってた彼氏?」
「うん」
悠里も陸も、反対してきた人だから、冷を実際に見てどんな反応をするんだろうって少し不安だったけど、
「初めまして。愛の親友の大友悠里です。で、こっちが私の彼氏の佐々木陸です!」
二人は笑顔で挨拶してくれた。
冷はあいかわらず冷たい挨拶で返してたけど。



