冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「コイツはなぁ!!一生残る傷をつけられたんだよ!!!てめぇの自己チューな行動でな!!」


「ごめ……」


「謝ってすむ問題じゃねぇんだよ!!!!」


冷は、胸ぐらを掴んでいた手を乱雑に離して近くにあった棚を蹴り飛ばした。


「2度と愛に近づくな」


「は……い…」


すべてが終わった。


私…助かったんだ……。


よかった…。


このまま、汚れていかなくて、本当によかった…っ


「愛。服着ろよ。…帰るぞ」


〝大丈夫か?〟って聞かないのは、大丈夫なわけないから。


私に近づいてこないのは、自分が男だから、私が怖がると思っての行動。


……なのかな。


部屋の出口で立ち止まって待ってくれてるから。