冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「てめぇら、愛に何してくれてんだよ?あぁ!?」


恐ろしい冷の剣幕に、私に跨がる副総長がビクッとしたのがわかった。


「消えろ」


冷は、冷たく冷たく、そう言うと、人間とは思えないスピードで舞蝶たちを倒していく。


5、6人を倒すのに30秒もかからなかった。


残されたのは、倖さんと副総長。


倖さんは、部屋の隅で怯えてる。


「お前。いつまで愛の上に乗ってるつもりだ?そんなに俺に殺されてぇのか。そうかそうか」


最後の〝か〟と同時に副総長を蹴り飛ばして私から退かせた。


「う…」


打ち所が悪かったのか、ひどく苦しむ副総長に、冷は容赦なく蹴り続ける。