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白龍の倉庫は、朝っぱらから人だらけだ。
居場所のない奴等が集まってくるから。
「冷さん、おはよーございます!」
下っぱが元気よく挨拶してくるけど昨日からほぼ一睡もしてねぇ俺には、ウザく感じる。
「あぁ…」
適当に挨拶を返して、幹部室に入る。
……愛は俺に何かを隠してる。
晴風に通うような真面目なヤツが、体調不良でもねぇのに学校休まないだろーし、初めて出逢ったときに泣いてたし。
リビングでも泣き、病室でも泣く。
入院中だって見舞いに来るなって言い出したし。
確実に何かあるのはわかってる。
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