冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「………起きてたのかよ」


「……うん」


まぁ、そりゃ起きるよな。


大声で怒鳴ったし。


「俺も水」


なるべく愛に当たらないように、苛立ちを抑えて言う。


「あ…うん……」


愛は少し怯えてるように見えた。


「……はい、お水…」


何か言いたげな瞳で俺を見つめてくる愛。


今愛と関わってたら、愛に当たる自信がある。


「わりぃな、こんな時間に。んじゃ、俺寝てくるから」


だから、気持ちを抑えてられる今のうちにさっさと部屋に戻る。