冷愛冷涙-Reiai Reirui-

「ちょっ…とごめん……トイレ…」


本番まであと少ししかない。


放課後の練習は時間が限られてる。


時間がもったいない。


そう思いながらも教室を出る。


それから少しすると、動悸は治まった。


でも、不安がおさまることはなかった。


明日は誕生日パーティだ。


風邪じゃなかったらいいんだけど…。


せっかく蒼汰たちがお祝いしてくれるんだから。


今の動悸は気のせいってことにしておこう。


たぶん、緊張か何かでしょ。