翌朝、マアサに起こされて、早朝から女兵士の服に着替えて厩舎に行った。


波長が合いそうな馬を出していると、王と王太子が来た。


二人はそれぞれの馬があるようで、すぐに馬を引いてきた。


「行こうか?」

王太子の声に馬に乗った。


森を目指して、王と王太子と馬を走らせた。


少し涼しい風を切りながら、馬のスピードを上げると、王太子の馬も同じようにスピードをあげた。



堀に続いているのであろう、川沿いを進むと、滝を前に行き止まりになっていて、その前に馬を止めた。