もう、シュリベルトにもバルテモンの城にも、帰れないな………と、思い始めていた。 何か仕事をしようかしら? コラに相談した。 「あなたの納得いく道をいくなら、自ずと道が開かれるはずです。 仕事をしてみるのもいいし、故郷に帰るのもいいでしょう。 あなたの優しさと華やかさと気さくな人柄は、ここでも受け入れられています。 思うようにしてみなさい。 ここにはいつまでいても構いません。 給料はでませんが、あなたの思いのままに……」 「ありがとうございます」