「あのー、昨日の夜……」
質問しかけたものの、何があったんですか?とは恐ろしくて聞けず、途中で言葉が止まる。
「……」
「……」
寝起きだとは思えないほど整った顔は、私を凍死させようとしているかのように冷たい。
「おはようございます……」
呑気に朝の挨拶をする雰囲気でないのは分かっているけど、この沈黙に耐えられない。
「今晩六時には帰るから夕食の仕度を頼む」
「えっ……?!」
「なんだ」
……定時勤務を終えたらそのまま凌央さんの家へ行きたかったんだけど……。
でもまさかこの状況で断れない。
だってきっと私、記憶にないけど圭吾さんに迷惑かけちゃってるもの。
何にもないなら一つのベッドでバックハグなんて状況にはならない。
「男には断れ」
切って捨てるかのような圭吾さんの声に、ビクッと心臓が震えた。
そうだ。
そもそもなんでこんな事になったかというと、凌央さんと立花優さんのキスを見ちゃったからだ。
よく考えたら昨日の今日で会いに行くなんて、平常心を保てないかもしれない。
「……はい……」
昨日のワインのせいか、声がカスカスに掠れている。
「……」
質問しかけたものの、何があったんですか?とは恐ろしくて聞けず、途中で言葉が止まる。
「……」
「……」
寝起きだとは思えないほど整った顔は、私を凍死させようとしているかのように冷たい。
「おはようございます……」
呑気に朝の挨拶をする雰囲気でないのは分かっているけど、この沈黙に耐えられない。
「今晩六時には帰るから夕食の仕度を頼む」
「えっ……?!」
「なんだ」
……定時勤務を終えたらそのまま凌央さんの家へ行きたかったんだけど……。
でもまさかこの状況で断れない。
だってきっと私、記憶にないけど圭吾さんに迷惑かけちゃってるもの。
何にもないなら一つのベッドでバックハグなんて状況にはならない。
「男には断れ」
切って捨てるかのような圭吾さんの声に、ビクッと心臓が震えた。
そうだ。
そもそもなんでこんな事になったかというと、凌央さんと立花優さんのキスを見ちゃったからだ。
よく考えたら昨日の今日で会いに行くなんて、平常心を保てないかもしれない。
「……はい……」
昨日のワインのせいか、声がカスカスに掠れている。
「……」


