せんぱい。
好きです。
大好き。
貴方がこの腕の中でだけ呼吸が出来るというのなら、私は貴方の港になりたい。
貴方に、一時の癒やしを与える宿り木になってあげたい。
貴方に溺れることで、貴方にバラバラになった感情の全てを掬われることで、私は何処までも強くなれる。
これは、運命じゃなく、天命。
遠回りはしたけれど、やっと見付けた私の…居場所。
貴方がそこに存在するだけで、私は生きていられる。
それだけは、居るかどうかも分からない神へと誓う。
ねぇ?
せんぱい?
これから先、私達の間にどれだけ苦しい壁が立ちはだかったとしてもね?
貴方の愛に溺れて、その愛しさで溢れる泉の中で泳ぐ私は、きっと誰にも負けない。
だから、これから…そこここに愛を撒き散らして、2人の愛を全て見せ付けて、2人でずっと笑っていよう?
そんな風に囁いた私に、せんぱいはそっとおでこに張り付いていた前髪を払いながら、照れたように囁き返してくれた。



