薄く目を開けながら、蓮の様子を伺う。 少し長くなった髪から落ちる雫が、何だが色っぽい。 本当…容姿だけは完璧。 近づく蓮を前に、そんな事を考えていた時だった。 あたしの横に寝ていたのんちゃんの額に、顔を近づけた蓮がキスを落とした。 それから優しい目でのんちゃんを見つめる。 …本当に妹が可愛いんだろうな。 新しく知った蓮の意外な一面に、少しだけ胸が暖かくなった。