あたしがその光景を見ていると、不意に蓮の声がした。 「こいつ、俺の妹の…」 「のんです!4才!」 …かと思えばあっさりと遮られて、続きは蓮の妹が代弁した。 「のんちゃん?」 あたしは軽くしゃがむと、のんちゃんに目線を合わせた。 のんちゃんはと言うと、首を縦に大きく振って「4才だよ!」と、手を前に出した。 突き出す4本の指に、どこか懐かしさを感じる。