―――ゴッ… 「いっ!」 その時、鈍い音がしたかと思えば、ハル君が悲痛な声を出して頭を抱えた。 「マセガキが…」 あたしの前に、ハル君よりも大きな影ができる。 「蓮兄ちゃんのボケー――!」 涙を目いっぱいに溜めたハル君は、あたしの影に隠れるようにしながら言葉を吐き捨てた。 だけどやっぱり、本家本元には敵わないらしく…