今の状況なんて頭から吹っ飛んで、ただ顔が真っ赤になる。 それが怒りでなのか、恥ずかしさでなのか、始めは分からなかった。 だけど… 「何すんのよ…」 次第にあたしの腕が震え始め、それと共に声も大きくなった。 「この…バカアホボケ蓮!」 ―――ドカッ そして、一つの迷いもなく繰り出した足蹴りは… 見事、蓮にクリーンヒット。