俺様野郎とパシリなあたし






あぁ〜なんか、自分の事でもないのにワクワクしちゃう。


だって、こういうイベントがある時に告白する人って多いじゃん?


あたしも一度、誰かに告白とかされてみたいな〜。


「頑張ってねっ!」


呆気に取られているような表情の彼。


きっと、この場にあたし以外の人がいれば、すかさずツッこんでいるだろう。


「じゃあね!告白、応援してるから!」


魂の抜けてる彼に手を振って、あたしはちいちゃんの待つ部屋へと戻った。