「きゃーっ!明菜超似合う!」 …つ、ついに ついに来てしまった。 隣にいるちいちゃんは、手を合わせて喜んでいる。 対象的にあたしはブルーな気分で… 「もう…抜け出したい」 この言葉一つだった。 鏡の中にいる自分の姿は、日本人とは思えぬ格好。 「ねぇ…大丈夫なのこれ?」 不安になったあたしはちいちゃんに答えを求めるけど。 「大丈夫!可愛すぎ!!」の一点張り。