それはHRで、担任が学園祭の話しをしていた時だった。 ―――――――――…★ 「先生ー学園祭って何すんのー?」 好奇心旺盛なトモ。 その日も、教室に入って来たばっかりの先生に言葉を投げかける。 「おー…その事なんだが、お前達何がしたい?」 先生の面白くも、何ともない話しに、段々と眠たくなる。 「ふあぁあ…」 大きなあくびをしながら横を見ると、蓮は顔を伏せて寝ていた。