あの蓮でさえも、ちゃんと席についている。 「水沢ぁー…?」 「ひぃっ!」 地を鳴らすようなその声に、肩を震わせ振り返ると。 「なにやってんだ?」 手に出席簿を持った担任が、あたしを見ていた。 どうやら、その手の出席簿で、あたしの頭を叩いたらしい。 「先生、あたし焼きそばパン買ってこいって脅されてるの」 「誰に?」 「蓮に」