俺様野郎とパシリなあたし







蓮、どこ行ったんだろ…


ほんと、こんなとこで一人にしないでよ。


だいたい、何で渋谷に来たのかもわかんないし…。


あたしが俯いてふて腐れていたときだった。


「あ……蓮っ!」


目の前に影ができて、蓮だと思ったあたし。


「うわっ…超美人!」


「今日は当たりだな!」


だけど顔を上げたあたしの瞳に映ったのは…


蓮じゃなく、数人の柄の悪い連中達だった。