「えぇ……!? なんでっ?」
すると、兄が真顔になる。
「……幼稚」
「!?」
「いつまでも幼いよねぇ、うららは。子供のまんま」
「そんなこと言われても……」
どんな反応すればよかったの?
「まぁ、そんなとこが……」
「ん?」
「…………」
なにか言いかけてやめてしまった。
「なに?」
「……苛めてて楽しかったりするんだけど」
「……!!」
そうか。
わたしが大人にならない限り、兄はわたしをこうやってからかうんだ。
いや、でも。
大人になってもわたし、こうして苛められる気がするよ!?
「……うららさぁ」
「ん?」
「雫さんいなくて寂しい?」
すると、兄が真顔になる。
「……幼稚」
「!?」
「いつまでも幼いよねぇ、うららは。子供のまんま」
「そんなこと言われても……」
どんな反応すればよかったの?
「まぁ、そんなとこが……」
「ん?」
「…………」
なにか言いかけてやめてしまった。
「なに?」
「……苛めてて楽しかったりするんだけど」
「……!!」
そうか。
わたしが大人にならない限り、兄はわたしをこうやってからかうんだ。
いや、でも。
大人になってもわたし、こうして苛められる気がするよ!?
「……うららさぁ」
「ん?」
「雫さんいなくて寂しい?」


