今日はなんだか声を掛けられないななんて思っていた。


そんな時


男「おねーさん!きれーだね!俺たちと遊ばない?」


やっとだ。今日の獲物は君たちだ。


「いかない。」


男「そんなこといわないでさあ」


そういって男は手を掴んできた。


「触んなっ」


なんでこんなやつに触わられなきゃならないの!吐きげがする!!


私のそんな反抗的な態度が気に入らないのか男が殴りかかってきた。


男「下手にでればちょーしにのりやがって!!」


私はそれを受け止める。


「そっちこそ女だからってなめないでよね」


それから避けては攻撃の繰り返しだった。


…こいつ強い!!


私の攻撃がなかなか当たらないのだ。


今までこんなことなかったのに!!


男「俺はな!黒龍に入ってんだよ!
女なんかに負けねーよ!!」


黒龍は全国No.2の族だ。あまりいい噂は聞かない所ね。


私は喧嘩を始めて一週間。全国No.2のやつをあいてにするのはさすがにきつい。


「うっ…」


脇腹を殴ぐられてしまった。
このままじゃやられる!そう思った瞬間


?「ねぇ何してるの?」


男の子の、男の子にしては高めの声が聞こえた。



男「見てわかんねーのかよ。」



?「男が女の子に手を出すなよ。おまえ黒龍のやつだろ?」


男「おまえそれを知ってて声をかけるなんてばかだな。邪魔するならお前から先にやってやろーか?」


?「出来るもんならどーぞ」


何がおきたかわからなかった。



目の前には私を襲っていた男が倒れて目の前には整った顔をした可愛い系の男の子が私を笑顔で見てる。



?「君、大丈夫??」