そんな夜に依は疑問をぶつける。 珍しく奏もそう思っていたようだ。 .....確かに。 椿さんと翼さんは親父の側近だ。 二人揃って用事があるのは少しおかしい気がする。 と、いろいろ考えていたら親父の部屋についたようだ。 「親父。」 襖の外から声をかける。 「あぁ、来たか。入れ。」 親父に言われ部屋に入る俺たち。