なんて、最近は思うようになった。




「もう、あんたのことに付き合ってられない!!勝手にしてよ!!」




投げ捨てるように言った言葉。




私がいることも忘れてるようだった。




「お母さん、カレー鍋の中だから。おやすみ。」




それだけ言ってリビングを出た。




私は部屋に戻ってまたバルコニーに出た。




星が今日は見えない。




でも、願わずにはいられない。




苦労するのは私だけにしてください。




星に願って、どうなるかは知らない。




でも、日課みたいなものになっちゃったし。




やらないと逆に変な感じがする。




私は勉強するのをやめて布団に入った。




今はとりあえず、勉強。




その他のことは後から。




次の日、また放課後に実乃里の家で勉強、家に帰ってからも勉強と家事をこなした。




そして、テスト当日。




やっぱり高校のテストは難しかった。




でも鳳駕が教えてくれたところがたくさん出たから結構解けた気がする。




「実乃里、どうだった?」




「理系科目は大丈夫!!でも、文系科目はちょっと心配かも。」




「そっか。私は逆だけど、結構解けなかった?」




「うん。解けた気する!!だからさ、今日でやっと終わりだし、どっか帰り寄っていかない?」




「いいよ!!駅前のカフェ行こっ!!」