ゆっくりと目を開ける。




光がパーっと私に降り注がれる。





「んっ・・・・・・・、朝?」




「おはよ。」




「・・・・・・・鳳駕?あっ、・・・・・そうだった。ここ、鳳駕の部屋だ。」





「大丈夫か?」




「うん。」




昨日の夜は体がだるかったけど、今はだいぶ楽になった。





「沙代、1回家に行くか?どうする?」




「あぁーーーー、どうし、」





ん?





あれ?





なんか私忘れてない?




昨日、私、・・・・・・・鳳駕に言ったよね?




告白、したよね?




「ねぇ、鳳駕?」





「ん?」





「あの、昨日の夜、私・・・・・・」





「ん?」





そう言って聞き返してくる鳳駕。





「・・・・・・・・・あの、昨日私、鳳駕に好きって言ったよね?」