そう願わずには居られなかった



『よし、これにしよ』



ワンピースを手にとる



少し肌寒いからカーディガンも羽織る



ナチュラルメイクをして鏡で確認する



『よし。』



時計を見ると丁度いい時間



でも部屋からでるには少し待ち合わせ時間より早いかな?って感じだったけど構わず部屋からでる



速斗の部屋の前で待ってればいいしね。



そう思っていると既に私の部屋の前の壁にもたれ掛かっている速斗の姿



「麗美?早かったな?」



『速斗こそ早すぎない?』



「そんな事ねぇよ」



さり気なく手を私に出した速斗に頬が緩むのを感じながら手を握った