『お…おう。…つーか、今何処にいんの?』 「今、地元のいつもの駅にいるよ! そっちは何やってるの?」 『俺らは駅で待ち合わせ! これからビリヤードしに行くとこ!』 電話の向こうでは、 ワイワイと騒いでいる声が聞こえる。 「そぉなんだぁ!なんか楽しそうだね!」 それから電話は2時間くらい続いた。 その間に龍也達は場所を移動して、 ビリヤードを始めていた。 電話からビリヤードの玉を打つ音が聞こえる。 『おーい!次、龍也の番だぜ!』