「hiromiyu0225……」
『うわ、いいたくなかった理由が一瞬にしてわかった』
「ははっ」
付き合った人の名前を入れる行為は今後一切やめようと心に誓った。
あの時は、きっとずっと一緒だと信じて疑わなかったけど。
結局は終わってしまったんだ。
『いま、追加すんねー』
「はーい」
少しの沈黙の後、『おおっ』と声が聞こえる。
「なに?」
『写真もヒロ!って思って』
「あー……」
すぐに変えればよかったのに、なんだか変えられないままここまできてしまった。
と言っても、別れてからまだ1週間も経ってないんだ。
『ヒロに好きなやつできたって言ったんじゃないの?』
「あー……ってなんでそれ」
『ヒロが言ってた』
「ははっ……」
ヒロと悠貴が仲いいことだけが誤算だった。
『俺のこと使っただろ?』
意地悪く笑ったような声でそう発する。
「聞いたんだ、ごめん」
『うわ、いいたくなかった理由が一瞬にしてわかった』
「ははっ」
付き合った人の名前を入れる行為は今後一切やめようと心に誓った。
あの時は、きっとずっと一緒だと信じて疑わなかったけど。
結局は終わってしまったんだ。
『いま、追加すんねー』
「はーい」
少しの沈黙の後、『おおっ』と声が聞こえる。
「なに?」
『写真もヒロ!って思って』
「あー……」
すぐに変えればよかったのに、なんだか変えられないままここまできてしまった。
と言っても、別れてからまだ1週間も経ってないんだ。
『ヒロに好きなやつできたって言ったんじゃないの?』
「あー……ってなんでそれ」
『ヒロが言ってた』
「ははっ……」
ヒロと悠貴が仲いいことだけが誤算だった。
『俺のこと使っただろ?』
意地悪く笑ったような声でそう発する。
「聞いたんだ、ごめん」