ても家まで送ってくれるんだから、いっか。

「~~~~だよ」

「へぇ。家そこなんだ」

なんかにやにやしている...。

「あのさ。これ落としたよ???」

そういった俊君の手には、宝物の四つ葉のクローバーの手作りブレスレット。

楓と一緒に作ったのを覚えている。

「返して」

「やだ」

「え??」

「返して欲しいんならさ、俺と付き合ってよ美優ちゃん?」

「は???」

な...なにいってんの!?