四つ葉のクローバーを胸に抱いて

「私たち二つ葉クローバーみたいだね」

「なんで?」

「二つ葉クローバーの意味に、『素敵な出会い』って言うのがあるんだ。
私ね、俊君にあえて幸せだと思ってる。
そして、いつか三つ葉クローバーや四つ葉クローバーになれたら幸せだなって」

「美優。ずっと思ってることがあるんだけどいいか?」

「なに?」

「昔は、しゅんっていってくれてたのに、今はずっと俊『君』じゃん。
なんかちょっと寂しくなんだ。
だからさ、呼べよ。昔みたいに」

強がってるけど、耳まで真っ赤だよ。

だっさ。って最初にいったその言葉。

そのまま返してあげる。