四つ葉のクローバーを胸に抱いて

放課後に急いで俊君のもとに走った。

「俊君!!!」

そう叫ぶとまたあのときみたいに大声で笑い始めた。

「ほんっとかわんないね美優は」

「なんでそんな昔から知っているような話し方をするの?ワケわかんない」

「じゃあ教えてあげる。
俺は、美優の婚約者だからだよ」

「え?」

「昔、家が隣でよく遊んでたの...覚えてない?
でもさ美優引っ越したから。
こう声にはいって美優を見たときに奇跡だと思った。
まあ、覚えられてなかったけど」

あのときの夢の子は、俊君だったんだ。