四つ葉のクローバーを胸に抱いて

「本当に覚えてないの?」

きょとんとした俊君は、いつもの顔とは違って、おっとりしている。

やっぱりなんか...。

「あんたなんかしらない」

「じゃあ、思い出してくれるまで仮恋人。
ゆびきりげんまんしよ。」

ほぼほぼ強引に小指を掴まれた。

「ゆーびきーりけーんまーんうーそつーいたーらはーりせんぼんのーますっ!ゆびきった!」

「はい。これで契約完了。
これからよろしくね♪美優ちゃん」

「え」

気づいたときには、俊君はいなかった。

なんだかんだ話してたら、家ノ前だ。

「バカ」