私と結婚してください。




「しかも立食だから、靴こそちゃんとしないと足痛めたりしたら最悪だしね」

「オーダーすることにより、希依さんぴったりのものができるので、体型に合わないといったことがないので、魅力をあげるためのひとつでもあります。
たった短時間で希依さんの内面を知ることは難しいので、外見はそれだけ大事になってくるのです」


なるほど…
いやなんか本当大変だね、パーティーって…

この前の金城さんたちとの食事会で凰成が準備に力入れてたのはこういうことなのか…


「とりあえず、受け答えの練習から始める?
突っ込むのはそれからにしたほうが楽じゃね?」

「そうだね。そもそも俺らが希依ちゃんの常識を知ってるかって言ったらそうでもないしね」

「じゃあ無難なところから始めるか」


そういって、4人はさっそく打ち合わせを始めた。
もちろんそこに私は入れてもらえるわけもなく、1人パーティーマナーを読んでいた。


えーと、立食パーティーは…
交流がメイン。同じ人と長く一緒にいるのではなく、いろんな人と交流しよう

…え、同じ人とずっと一緒にいるのはよくないの?え、本当?
じゃあ私、凰成だけじゃなくて頼くんとかともずっと一緒にいられないってこと?

・・・うそでしょ?ねぇ。
1人でいろんな人に話しかけなきゃいけないの?ねぇ。


誰か嘘だと言ってくれ…


「はい、希依ちゃん始めるよ!!」

「あ、はい」


1人ショックを受けながら、張り切りまくってる伊織くんが私にバンバン声をかけてくる。