私と結婚してください。




「つーことで、お前は俺を一人前にするためにいる。
俺の世界を広げるためにいる。

だから俺の足を引っ張るような失敗は絶対に許されねぇし、俺も許さねぇ。」


「えっ!
た、たとえば…」


「寝坊、体調不良、成績不良等々」


「体調不良!?」


「自己管理の悪さを指摘される。」


……しかも成績もか…
これは元普通科の私じゃかなりハイレベルだな…


「ちなみに神楽は普通の理数科よりもレベルが高い。
ちゃんとやれよ。」




・・・絶対無理だ。




「…あの、私を解雇できるのはあなただけなんですか?」


「いや、学校側もできる。」


「え!?」


「ただ、学校側が解雇する時は退学にするときくらいらしいけどな。
たとえば犯罪を犯したりとか学園の名前に著しく傷をつけたり。
姫の不良で解雇された前例はない。」


「……なるほど、わかりました。
ちなみに姫と言うのは今何人いるんですか?」


「竜司以外には全員、すでに姫がいる。
お前で8人目だ。」


「え!みんなそんな早く決めるの?」


「他のやつらはみんな小さい頃からそういう関係のやつらなんだ。
だから4月1日にはもう正式契約となってる。

ただ俺と竜司の場合は仲良かったのが今の神楽にいるやつらの一部だから、俺と竜司だけが外から捕まえてこなきゃいけない状況だったんだよ。」


「……そんなタイミングで、私が現れたと。」


「そんなとこだな。」


……はぁ。
なんで私、あの日この人にあんなこといったんだろ…