女子大生、ホストクラブのウェイトレスをしています。








「はなひてくらひゃい。」

「はっ、滑稽だな。
てめーの姉ちゃんみてーだ。」


そう言って、彼は私の頬から手を離した。

かなりの力で掴まれていた頬が少しヒリヒリする。耳には彼の声がこだまして、染み付いて離れない。


心臓がとんでもない速さで音を立てている。
まさか、こんな男に。


「あと1時間で開店だ。それまでにちゃんと覚えとけよ。」


腰が抜けて立てない。
しばらく動けなさそうだ。