だからそれは、愛じゃない。





 自分勝手に思いのまま吐き出してみる。


 すると、祐樹はそんな私の言葉を聞いて、ブッ!!と、笑いを吹き出した。



「そんなの気にしなくて良いから。俺の恋愛なんて俺でどうにかするし。朱里が俺と一緒に今まで通り学校行きたいんだったら、その気持ちを一番大事にして。俺も朱里と一緒に学校行きたいし」



 祐樹の言うとおりだ。
 私と違ってすぐ行動に移せちゃうから、好きな人ができたら真っ先に告白するだろう。



 ………祐樹に好きな人や彼女ができた時、また一緒に考えればいい。


 何より”朱里と一緒に学校に行きたい”と、言ってくれた祐樹の気持ちが嬉しかった。



「………また相談していい??」



「そんなの聞かなくていいから。いつも朱里は主語もなく、言いたい事だけ言うじゃん。その度にあの事かな、この事かなって考えるんだからな。まあ朱里の事を分かりきってる俺じゃなきゃ、こんな超難問相談答えられないけどな」



 祐樹は楽しそうにククッ、とお腹を抱えて笑っていた。