だからそれは、愛じゃない。




「ダメじゃん!! 良太フられるじゃん!!」


 『どうしよう』と二人で頭を抱えて悩んでみるも、全く閃(ひらめ)かない。


 終いには『良太くんって今世で得しすぎじゃない?? 来世は絶対宝くじ当たるよね!』と言ってしまう始末。



 高城さんが”善人は良太くん”と気づいてくれますように!!とだけ祈り、何か言いたそうだった祐樹に『さっき何言おうとしてたの??』と聞いてみる。


 私の問いかけで、思い出したように顔を赤らめる祐樹。



「……………ずっと前さ、俺が朱里の事好きって言ったよな」


「……………うん」


 祐樹が今から何を言おうとしてくれているのか理解できてしまい、祐樹と同じくらい顔を赤らめる。