良太くんは息をする間もなく、喋り続ける。
「だからね今世で正さなきゃいけないのに、これ以上罪を犯しちゃダメなんだよ。俺たちが生きてる意味はね、簡単に言えば『前世の因縁を今世で正す為に生きてる』んだ。今世でいっぱい得すればさ、来世はもっと良い身分に生まれれるかもしれないじゃん?? 大げさな話だけどさ、今世で沢山得をしたら来世で宝くじが当たったりするかもじゃん。俺は絶対そうなりたい!! 宝くじ当てたいもーん!!!」
せっかく良い話だったのに『宝くじを当てたい』で、少し話が台無しになってしまった気がする……
”言いたい事を言いました”というような笑みを浮かべる良太くん。………に、鶴橋くんはハハッと可笑しそうに笑みを浮かべた。
貶してるんじゃない。
……心を開いてくれた。そういう笑みだ。



