眠そうに入ってきた祐樹。 祐樹だ………嬉しくて嬉しくて、泣きそうになるのを必死に堪え、祐樹に視線を送る。 祐樹は一番後ろの窓側の席へと座り、私をチラ見した。 ………目が合って、微笑んでくれた。 その瞬間、ドキッと私の心臓が大きく高鳴る。 2年は修学旅行もある。 祐樹と一緒だったグループの人は皆クラスが違う。 祐樹にとって、楽しい1年になりますように。 神様、祐樹に友達がたくさんできますように………