今日も左隣のキミを見上げます。


「…何?」


目が合ったキミは、少し照れくさそうです。


「な、なんでもない…!」


パッと目を伏せた私も照れくさいのです。



ゆっくり歩を進めたはずなのに、もう分かれ道です…。



「…じゃあ。…あの。また明日…!」

「また明日」


キミと手を振りあって、2人背を向けました。



"また明日"


新しい約束をキミと。




このままの関係が続いてほしいと願います。



そんな5月の終わり、梅雨の始まりです。