恋してます


「え!?」

「今の話したら思い出してくれると思ったんだけどなぁ」

「ご、ごめんなさい。覚えてないです・・・」

「そうだろうとは思ったけどさ」

先輩が離れる。

「うぅ・・」

って、ちょっと待って。



「え、えぇ!?」

「あ、やっと気付いた」

ニヤッと笑う。

「す、好きな・・・。え、わた、私・・」

顔を手で覆い慌てる。