──不思議そうに私を見つめる瑞都。 恋に自覚した私─── 少しだけ今までとは違う時間が流れている気がした。 …甘い何かが、起こる、気がした… 少しの沈黙が2人を包んだ。 その時、カタッと教室の入口から音がする。 ───! けど、それは私の妄想で… ──現実なんかじゃない…