「あぁ、すいません!ちょっとセンターとか全然実感無くて!」                     
「そうだよね〜。でも、あなたなら大丈夫よ!」   
                         
あれ?こんな感じの会話どこかでしたような…?   
                         
「ほら!また怖い顔してー!名前のリクエストは?」
本当に宮崎さんには、負けてしまう。全部心の中お見道しだ。                      
「そうですねー。 鈴音(すずね)とか?」
「いいねぇ!かわいいじゃん!苗字はセンターの子みんな統一で、白波(しらなみ)になるから。じゃあ、資料作ったりしてくるから。」             
そう言って、宮崎さんは部屋を出て行った。
ふと、横を見ると机の上にクローバーのネックレスがあった。
                         
また、思い出しそうになって頭が痛くなるかもしれないけど守ってくれそうだから付けておこう。      
                         
鈴音、今から私はこの名前になる。         
                         
時音はそう思うと、クローバーのネックレスを取れないようにしっかりと付け