「どういう事? ゼンを蹴ったの?朝比奈さん」 副会長さんの 低く冷たい声と 鋭い眼差しがアタシに刺さる。 地雷を踏んだっぽい…。 「いや、えっと…」 この人が敵にまわるのは 本当に命の危機を感じるんですけど… 「俺はなんともねーよ。 蹴られてもねぇし 当たってすらないから それ以上、事を大きくするな」 溜め息混じりにゼンが否定すると 冷たく睨んでいた副会長さんの表情が 穏やかに戻っていく。 ゼンの影響力がすごすぎる。