それもそっか… 最後のほうの記憶が ほとんどないけれど 倒れたんだよなぁ…アタシ。 酸素マスクのおかげか 息苦しさが あんまり感じない。 あー…でも体がだるいな。 熱…まだあるのかな。 そんな事を目を閉じて考えていると パタパタと靴の音がし 同時に 呼吸音やら点滴を変えるやら 医師と看護師の声が聞こえてくる。 そしてアタシはまた 眠りに落ちてしまった――― 不思議と こんな時なのに夢を見た。 そしてなぜか 夢に出てきたのは ゼン―――