「ダメだ… ずっと頭から離れなかった…」 気を紛らわせようとしたのに 結局いろいろ考えてしまい 気付けばホテルに戻って帰る時間。 作戦は失敗だった。 「夕食の時間だって! 行こッ」 「あー…うん」 悩みすぎのせいか あんまり食欲が湧かない。 って、乙女か?アタシは。 ゼンとは同じホテルに泊まるから 顔を合わさないワケにもいかず… 「「・・・・」」 鉢合わせは特に気まずい。 「ひ、久しぶりー」 とりあえず適当に話し掛けてみるが… 「…」 完全無視される。