「……統真くん、さっきのどういう意味?」
ずっと気になってた。
だって、“来年からここのバスケ部にお世話になる”だなんて、そんなの意味が分からないんだもん。
「……俺さ、乃々華にずっと隠してたことがあるんだ」
「隠してた、こと?」
え、ちょっと待って。なに?怖いよ。
「乃々華は俺の学校知ってるよね?」
「……え?あ、うん。隣県にある平城高校……」
それが?
「それ、ちがうんだ」
「へ?ちがう?」
ちょっと待って。あのとき確かに……。
「平城って……」
言ったよね?それに三年生だって……。
「うん、言った。でも、俺が三年生って言ったとき乃々華がかんちがいして……」
「かんちがい?」
「そう。俺さ、じつは平城“中学”の三年なんだ」


