え、この二人初対面だよね?なんでこんなに一触即発な空気が漂ってるの?
純也は見知らぬ男に警戒してるんだと思うけど、統真くんがなんで純也をにらんでいるのか分からない。
普段笑顔の統真くんがこんな険しい顔するなんて……。
「統真くん───」
「乃々華、帰るぞ」
「え、ちょ……」
険しい表情のままスタスタと近寄ってきた純也に腕を思いっきり引っ張られ、そのせいでバランスを崩した私はいきおいよく純也の胸元にダイビングした。
「いったぁ……」
顔面を思いっきり強打した私は純也の胸元に収まったまま身もだえる。


